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2007.09.02

シンガポール 萌えるオタク・ショップ・ガイド

 前から一回やろうと思っていて、予告をしておりました、シンガポールのオタク向けショップガイドを投稿します。(”萌える”というタイトルには、偽りアリかな?(^^;)

●まえがき
 以前にも少し書きましたが、シンガポールのオタクショップは、香港や、台北のようなあつさ(層の厚さと、熱気の両方)が、あまりありません。香港には、丸ごと全館オタクショップのビルがありますし、台北には、アニメイトの海外支店まであります。
 そんな事情もあってか、シンガポールのオタクショップの情報を探そうとしても、日本語で、よくまとまった情報源が、なかなか見つかりません。せっかくなんで、得意の知識(?)をもって、情報を書きとめておくことにします。

●概論
 アニメ以外の商品を手広く扱う大型店と、個人経営に近い小型ショップに、二極分化されているように感じます。このガイドでは、特に情報の知られていない後者の方に重点を置きます。

 小型ショップは、専門店化(細分化)がされているようで、実はあまりされていません。小スペースに、アニメ関連商品(ビデオ、CD、グッズ)、書籍(マンガ、雑誌、単行本)、フィギュア(食玩なども含む)などを全部取り込んだ、コンビニ型の店舗(以下、オタク・コンビニと呼びます)が、その典型です。店によって、ウェイトのかけ方が、少しずつ違いますが、基本は、このオタク・コンビニです。
 オタク・コンビニは、個人商店型なので、まず営業時間が不安定ということがあります。例えば、食事時にCLOSEDの看板が出ていることがあります。電気がつけっぱなしのままなら、ほぼ、この一時外出です。また、頻繁に場所の移転・閉店があったりすることは、留意する必要があります。

 オタク・コンビニの集まる地区としては、3カ所挙げておきます。サンシャインプラザ、チャイナスクエア、チャイナタウンポイントの3つ。これら以外にも、当然、オタク・コンビニの入っているビルは沢山ありますが、中心地(CBD)に近く、アクセスしやすいという意味でも、この3つにスポットを当てます。ちなみに、これらの3カ所は、いわゆる電脳街(シンガポールでいうと、フーナンセンター[Funan Centre]や、シム・リム・スクエア[Sim Lim Square])ではありません。諸外国では、この2つは明快に棲み分けがされています。電脳街とオタクショップが合体するのは、他国で例を見ない、日本特有の現象です。

●大型店
紀ノ国屋[Kinokuniya]
→現地の方も言いにくいようで、"Kino"の呼ばれることもあります。オーチャード地区、ニーアンシティー内の本店は、日本直輸入の本、雑誌が驚くほど豊富です(このあたりは一般的なガイドブックにも記載されています)。バンコク、クアラルンプールの紀ノ国屋と並んで、日本出版物の扱いでは、東南アジアでも最大級です。
 雑誌でも、日本での出版日から3~4日で店頭に並ぶというのには驚きますが、問題は価格。単行本も含めて、日本の倍近い価格です。割増率は、重さでは決まらないようで、ライトノベルなどは、軽いはずなのに、定価の倍近い価格ですし、逆に、売れ線のファッション雑誌などは、重いのに、価格は定価の50%増しぐらいのこともあります。このあたりは、在庫リスクの大小で、決まるのかもしれません。
 日本の雑誌の在庫では、本店の圧勝ですが、リャンコート内の支店は、小規模ではありますが、オタク本が豊富です。店舗のバイヤーさんが、オタクさんなのかもしれません(^^;。例えば、秋葉原関係のガイドブックは、3~4種類も置いてあり、なかなか侮れません。

HMV
→日本にもあるCDとビデオの大型店。オーチャードのヒーレンにあります。アジアセクションの一角に日本のコーナーがあり、音楽CDは、J-POPと、アニメ関連CDがあります。別のフロアには。ビデオもあります。
 日本のCDを扱う店としては、シンガポールで最大規模ですが、残念なことにあまりオススメできません。昔に比べて、絶対量も減りましたし、価格も高い(定価の50-100%増し)。日本で廃盤になったデッドストックを見つける楽しみも、だいぶ減りました。もっとも、日本関係のCD、ビデオが減ったのは、ここに限らず、香港のHMVでも同様です。

 さて、以下が、いよいよオタク・コンビニの紹介です。

●サンシャインプラザ[Sunshine Plaza] @ベンクーレン
概観:
 プチ・オタクビルとして知られるサンシャインプラザです。もともとは、プリントショップなどが多く入るビルで、商店は、構造上1F(大英帝国圏で、1Fというと日本で言う2Fのことが多いですが、ここでは地上階の意味です)に集中します。プリントショップは、もしかすると、ビル内のオタク・コンビニの数よりも、多いかもしれません。日本では家庭用のインクジェットプリンタの普及で、すっかり廃れたサービスですが、ここでは、きちんと生きて機能しています。TIFF画像や、イラストレータのデータをもっていくと、大判プリントや、Tシャツへの印刷をしてくれます。

 全部のショップを紹介できないので、特に目立ったところだけ紹介します。以下のショップ以外にも、模型の専門店などが入っています。

Shop name: 楽天堂[La Tendo]
Location : 91 Bencoolen Street, #01-56 Sunshine Plaza, Singapore 189652
Telephone: 6337-9141
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→主に、フィギュアとオモチャが中心のオタク・コンビニ。かなり珍しい物も取りそろえています。楽天堂というネーミング・センスもイイですね。

Shop name: The anime house、彼氏彼女の店[KKnM]
Location : 91 Bencoolen Street, #01-50 Sunshine Plaza, Singapore 189652
Telephone: 6338-0938
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→ここも、コンビニ型ですが、アニメハウスの中に、彼氏彼女の店[KKnM]というショップ・イン・ショップを抱える変則型です。両方を合わせると、サンシャインプラザ内でも比較的大きな店です。商品は、主にマンガ、日本からの輸入雑誌。KKnM内では、学生さん向けのお手頃グッズ(下敷き、ストラップ、なぜか日本のテレカなど[シンガポールで、使えない!])などが揃っています。ビデオ、音楽CDも僅かにあります。

Shop name: Aniplay(アニプレイ)
Location : 91 Bencoolen Street, #01-46 Sunshine Plaza, Singapore 189652
Telephone: 6338-5589
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→楽天堂から、このアニplayまで、ほぼ一直線に並んだレイアウトとなっています。こちらも、同じくコンビニ型ですが、非常に個性的で、とても気に入りました。作品としては日本発ながら、商品自体は、主にアメリカからの輸入品です(マンガも、ビデオも、音楽CDも)。北米版のニュータイプ誌など、珍しい商品もあります。私は、特に、音楽CDを選ぶセンスの良さに感心しました。北米から輸入されたアニメ音楽CDの絶対数は少ないですが、重要な作品、優れた作品など、ツボをきちんと押さえています。ただし、日本のお菓子(食玩ではない、ポッキーや、ハイチュウなど)を扱うのは、やや理解に苦しみます(^^;。日本のお菓子は、シンガポールのコンビニでも比較的簡単に手に入りますので...。

チャイナスクエア・セントラル [China Square Central] @チャイナタウン
概観:ビル自体は、食事もショッピングも可能なすこしオシャレ(?)なビルです(詳しくはHPをご参照)。地下鉄駅からのアクセスが、少し悪いのがデメリットかもしれません。2店舗、紹介しますが、これら以外にも、施設内に、まだ数店、フィギュア、オモチャなどを扱う店があります。

Shop name: Toyntoys.com
Location : 18 Cross Street, #01-25/26 China Square Central, Singapore 048423
Telephone: 6438-6806
→1Fにある、フィギュアとオモチャ中心のオタク・コンビニです。

Shop name: Ng's Collections
Location : 18 Cross Street, #02-09 China Square Central, Singapore 048423
Telephone: 6536-5320
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→2Fにある、こちらもフィギュアとオモチャ中心のオタク・コンビニです。ただし、ここのお店は、かなり濃いです。「なんでこんな物が、ここにある」と言いたくなるような古いヘンテコな物も、飾りとして(=恐らく売り物ではない)ケースの中に入っています。
 私は、入り口近くの巨大サトちゃん人形に、いきなり度肝を抜かれました(^^;(写真の右下にも写っています)。

●チャイナタウンポイント[Chinatown Point]  @チャイナタウン
概観:チャイナタウン駅の近くにある、少しくたびれてきた雑居ビルです。ビル自体は、本当に雑居ビルで、扱う範囲は、何でもアリです。しかし、この中に、非常に個性的なお店が2軒あるので紹介します。

Shop name: Pan-in-the-Box
Location : 133 New Bridge Rd, #02-09 Chinatown Point, Singapore 059413
Telephone: 6221-3293
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→入り口近くのマネキンからして、ただ者ではありません(^^;。もしかすると、シンガポール唯一かもしれない、コスプレグッズの専門店。涼宮ハルヒの通う高校の制服なども売られていました。

Shop name: Hyper Media
Location : 133 New Bridge Rd, #02-25/26 Chinatown Point, Singapore 059413
Telephone: ??
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→2Fにあるアニメビデオの専門店です。ビデオの専門店というと、チェーン店のポーキム[Poh Kim]とか、レーザーフレア[Laserflair]とか、ブルーマックス[BlueMax]などがありますが、アニメに特化した店は珍しい。商品は、台湾経由で輸入された日本のアニメビデオ(正規盤)、ローカルで製作された日本のアニメビデオ(正規盤)、もう一つは中国で製作されたと思われるR1のDVD(海賊版!)です。フォーマットは、VCDと、DVD両方あります。
 店内が広々としていて、物はゆっくり選べるのは良いのですが、海賊版を扱うのは良くないし(^^;、電話番号が分からないのは、ちと残念。

●おまけ
フーターズ[Hooters] クラークキー[Clarke Quay]
Location : 3D River Valley Road, #01-03 Clarke Quay, Singapore 179023
Telephone: 6332-1090
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 →オタクショップではないのですが、ついでに紹介しておきます。その筋では有名な、萌え系(?)レストランです。クラークキー地区にあります。今回初めて、話のネタに行ってきましたが..._| ̄|○...萌えないです(泣)。美人さんが多いのは良いとして、衣装がストレートすぎるんだよね。日本的な、ひねりの効いた萌え要素があると嬉しかったんだけど...。

●参考リンク集
・ビデオ関係のショップリスト(日本の輸出業者を含む)
  http://forums.hardwarezone.com/showthread.php?t=1693572

・コミックショップ一覧
  http://www.katoots.com/Shops.php

 以上

[2010.8追記]
 本記事の改訂版(2010年版)を、別途投稿しました。併せてご覧下さい。

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