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2007.11.25

レポート:上海のメイドカフェ「@ニャオハイ」(後編)

 (以下、前編からの続きです)

 内心かなり不安を感じつつ、お店の入り口まで来ましたが、ドアも開放状態で、意外と入りやすいのは、プラスです。

 日を変えて2度行きましたが、以下、断片的な感想を、分類してみました。ただし、今回は、感想が非常に書きにくい。以下、苦しまぎれのレポートです。

【データ】
上海: @ニャオハイ
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場所:上海市 長楽路161号 新錦江大酒店 6F
連絡先
TEL: +86-(0)21-6415-1188(代)
EMAIL: niaohai55@yahoo.co.jp
公式blog:「 お帰りなさい、ご主人様!」
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 所在地は、5つ星ホテルの中。たぶん世界一高級な場所にあるメイド喫茶でしょう。気軽に立ち寄るには、色々な意味で、敷居が高いかもしれません。

 写真は、いただいたチラシ。”公家(くげ)”なんて言葉は、中国語には無いはずなので、不思議だったのですが、日本人経営なら納得(詳しくは後述)。
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【全体的印象】
 まず、店内、喫茶店の雰囲気がしません。客席は、カウンターとソファーが基本で(別料金で、個室あり)、窓が無く、ホテルの飲み屋(クラブ)といった感じです。あとで書きますが、それもそのはず、この場所は、夕方までは、メイドカフェ、夜は、スタッフも入れ替えて、クラブとして営業しているそうです。
 行列こそありませんでしたが、週末だったので、店内、それなりにお客さん入っています。客層は、確かに、オタクっぽい人々ですね(^^;。私以外のお客さんは、中国語をしゃべっているので、意外に、現地の人からも支持されているのかもしれません。
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【メニュー】
 ドリンクメニュー中心で、絶対数は、少ないです。コーヒーなどに加えて、場所柄故、中国茶も、複数あります。ゲームなどのアトラクションが、メニューにあるのは、やや変則的か(秋葉原では、少数派だと思います)。コーヒーを頼んだところ、値段は、約40元(1元=14円換算で、約550円)。カウンターの向こうで、サイフォンでもって入れてくれるので、安心感があります。味も合格で、問題なしです。中国茶を頼んだところ、香港などでおなじみのガラスのポットティーで、もって来てくれました。食器も、写真のように安っぽさは、ありません。
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 ちなみに、スターバックスなどの外資系のコーヒー屋さんで頼むと、コーヒー1杯20元ちょっとなので、金額としては、確かに高いです。でも、ロケーションを考えれば、仕方がないかもしれません。

【接客】
 顔を見るなり、いきなり挨拶が日本語で、ちょっと驚きました(見た目で、日本人とはにわかに分かるまい(^^;)。悪く書いている記事もあったので、心配していましたが、立ち振る舞いを含めて、想像していたのより、ずっと、きちんとしていました。ただ、言葉の問題もあるので、トータルで公正な感想を述べがたい。
 (中国で、人と会う場合に良くあるケースだけど、こちらは日本語か英語、相手は中国語か日本語。なので、話す場合は、消去法で、双方で日本語を使わざるを得ない。当然、日本語は個人差も甚だしく大きいから、フェアな感想を書きづらいのです)
 一つ言えるのは、日本のメイドカフェと比べても、かなり積極的に、話しかける形態です。日本のメイド喫茶だと、隣の席に腰掛けて話しかけるということは、非常に希だと思います(これはこれで、別に構わないのです。日本のやり方を、そのままコピーする必要は無いので)。ただ、そのおかげで、お店のプロフィールや、事情などは、今回すっかり詳しく知ることが出来ましたが、静かにお茶をいただきたい方には、あまり向かないかもしれません。

【スタッフ】
 スタッフの方がおっしゃるように、確かに、アルバイトの大学生さんが多いようです。先にも書いたように、接客面で、素人っぽさは、あまり感じませんでした。制服は、ユニフォーム化せず、あえて個々人でバリエーションをつけているように感じました(この辺の写真を参照)。今回、色々と話していただいた、ささ(莎莎)さんは、日本語が上手くて、お店のこととが良く分かりました。ご本人、「日本語が、まだまだ」と否定しますが、十分上手いです。こちらの写真の、前列の一番右だと思いますが、本物は、写真よりもずっとカワイイですよ。7/28オープンということも、そのご本人からの情報です。
 ちなみに、店長さんは、鳥海さんではなく、現地の若者さん(?)です。せっかくだから、店長は、執事服とかで、形からビシっと決めた方が良いかと思います。

【トリビア】
 意味不明だった、”@ニャオハイ”とは、どういう意味なのかと聞いてみたところ、日本人オーナーの「鳥海」さんの中国語読みを、カナ表記したものだそうです。そうか、やはり、お店のバックに日本人有り。どうりで、看板の日本語の表記が、妙に正確なわけだ。

【まとめ】
 う~ん、何というか。しっかりしている部分と、改善な必要な部分とが入り交じったカオスな印象を受けました。また、いわゆる正統派メイドカフェとは、かなり違う印象を今回、受けました。もっとも、日本の体裁をそのままコピーする必要はないと思っているので、カオス感自体が、ある意味お店のウリなのかもしれませんし、お店の方でも、まだ試行錯誤の過程なのかもしれません。
 場所は、もう少しカジュアルな場所でも良いんじゃないかと思います。日本人客をメインターゲットとしても、古北地区とかにオープンするなど、方法はあるように思います。

 あと、公式blogも、もう少し頻繁に更新した方が良いかなとか思いました。

【写真】
 入り口付近のガラスケースより。何と、アキバ風のおみやげ有り(30元)。絵柄にイマイチ萌えないのですが(^^;、美意識の違いかもしれません。それにしても、なぜ、秋葉原の@ほぉ~むcafeの商品まで並べて置いてあるのか、謎ですが...。
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[2007.12.08追記]
ライターの山谷剛史さんが、ASCIIのオンライン記事に、オーナーの「鳥海」さんとのインタビューを含む記事を投稿されています。詳しくは、こちらへ。”ささ”さんの写真も、このあたりにあります。

[2008.04.13追記]
日経ビジネスオンラインの連載記事”中国「消費革命」最前線!”の中で、@ニャオハイの詳しい特集記事が、前編と、後編に分かれて掲載されています。

その中でも触れられていますが、2008.3月頃に、@ニャオハイは、移転準備のためいったん閉店し、5月ごとリニューアル再開を予定しているとのこと。永久に移転準備中とならないように(^^;、楽しみにして待ちたいと思います。
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 以上

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レポート:上海のメイドカフェ「@ニャオハイ」(前編)

 予告どおり行ってきましたよ、上海に!、強行日程でしたが(最近、ぱたりと、ブログ記事の更新が止まったのは、その前後の準備があったからです)。

 以下、レポートです。なんだか、斯界の権威者さんも、このレポート見てくれるようで、プレッシャーです(^^;。

【まえがき:@ニャオハイまでの道】
 空路は、当然のように、羽田発・上海虹橋空港行きを使いました。だって、成田と比べて、ずっと便利だもんね。羽田の国際線ターミナルは、今の形態になってからは、初めての利用です。
 それにしても、ローカル・京急にゆられて、空港行きとは、海外旅行の緊張感ゼロ。行く前から、ダレきっていて、国内の温泉旅行にでも行くような気分です。空港も、国際線ターミナルは、いかにも「応急で作りました」といわんばかりで、何か、もの悲しい(下記の写真を参照)。東京に近い、アクセスに便利は、最大のサービスではあるけれども...。

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 飛行時間は、本当に短い。朝早かったので、機内で熟睡していたら、到着まで、あっという間です。上海虹橋空港からは、タクシーでホテルまで。行列が長くて、空港で30分ぐらい待ちましたけど。車が動き始めてからは、ホテルまで、本当にスグでしたね。
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 今回は、虹橋からの移動距離を考えて、私のお気に入りでもある古北[GUBEI]地区に泊まりました。市内中心部(南京路とか)までは、少し距離があるけど、カルフールもあって、便利便利!。
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 さて、@ニャオハイは、5つ星ホテル「新錦江大酒店[JIN JIANG TOWER]」の中にあります。場所は、”地球の歩き方”の上海編の、ホテルページに、地図を含めて記事が載っているので、行き方は、割愛させていただきます。市内中心部にあり、地下鉄の最寄り駅「陝西南路」から、徒歩でも5~10分程度です。タクシーも使ってみましたが、運転手さんも、ホテルの場所は、一発で理解してくれました。

 その新錦江大酒店ですが...、さすがにロビーからして、立派。
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 エレベータ近くのフロアガイドを見ても、@ニャオハイのことは載っていない。「こんなところに、ホントに、メイド喫茶があるのか?」、と疑問に感じつつ、とりあえず、6Fを目指しました。

 エレベータ降りてすぐ、SPA(ジムか?)の受付がありますが、その近くに、ありましたよ、看板が。
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 むむっ、「現役女子大生多数在籍」って、何か怪しいなぁ~(^^;;。しかも、いきなり日本語だけで書いてある(中国語の看板は、無し)。

 (以下、後編に続く

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