感想:アニメ 星を追う子ども[2011]
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【全般的感想:**+(5点満点で)】
悪くはないんですが、積極的に人に勧めにくい作品かと思いました。
以下、個別パートの感想です。
【ストーリー/脚本】**+
古くて新しい、この世の果ての桃源郷伝説をベースにした、ファンタジー設定でありますが、お話として、あまり面白いとは思わなかった。さらに、日常の世界として、敢えて昔の日本を持ち出した理由は、良く分かりませんでした。(オート三輪があって、電気冷蔵庫がある世界というと、昭和40年代の前半ぐらいの想定でしょうか?)
ちなみに、産休代理教師役のモリサキさんが、教壇で語る”世界に、シャンバラとか、アガルタとかいう伝説がある”というセリフ自体は、本当の話です。
【音楽】**
悪くはないんですが、天門さんの音楽、個人的に、好きではないので、こうなりました。
【キャラクター】**
困ったことに、登場人物に、ついて行きにくかったです。”あまり魅力的では無い”といってしまうと、そのとおりなのかも知れません。
監督自らは、メディアのインタビューで「キャラクターは、懐かしの世界名作劇場風」と言う意味のことを言われていましたが、私は、宮崎アニメ風と思いました(笑)。でもって、先のモリサキさんが、困ったことにムスカ(宮崎アニメの生んだ名悪役)と重なって、しょうがなかったです。
【作画・演出】**+
作画は、CG的な表現は、さすがに上手いですが、その一方で、モンスターの描き方などは、あまり上手くないように思いました。演出は、最近、新海さんの個性(と言うか手口)が分かってきたので、あまり意外感は無かったですね。線路のシーンは、やっぱりあるだろうと思ってましたし...。
【演技】**+
モリサキ役の井上和彦さんは、非常に良かったと思いますが、主役のアスナは、まぁまぁですかね。
【まとめ】**+
”悪くないけど、人に勧めにくい”という一言です。新海さん自体は決して悪くありません。むしろ限られた予算で、本作、良くやっている方かな、ぐらいに思いました。
しかし、新作を見に行っておきながら、皮肉にも、先達の作品である宮崎アニメの偉大さを、個人的に再認識する結果となりました(ラピュタなんて、もう20年前以上の作品だよ)。
P.S.
偶然ですが、作品見に行く直前に、某メディアで新海誠さんのインタビューを聞きました。予想に反して、語り口も、語る内容も、至って普通だったので、非常に驚きました(絶対に、変人さんに違いない!と、勝手に思っていたので(^^;)
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以上。
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